文化のための追及権
著者
書誌事項
文化のための追及権
(集英社新書, 0612A)
集英社, 2011.10
- タイトル別名
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文化のための追及権 : 日本人の知らない著作権
- タイトル読み
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ブンカ ノ タメ ノ ツイキュウケン
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注記
参考文献: p182-192
内容説明・目次
内容説明
絵画や彫刻を作る芸術家は、日本では一度作品を売却した後は、オークションなどによっていくら作品の価格が上昇しても、一切収入を得ることが出来ない。これではアーティストはなかなか育たないだろう。実はこれは日本の文化的貧困につながる大問題である。ヨーロッパやアメリカの一部では「追及(利益配当)権」という著作権の保護システムによって、作者の利益がそうした場合においても保証されるシステムが作られている。本作では、著作権についてわかりやすく解説しつつ、その一部としての追及権について日本で初めてくわしく紹介する。
目次
- 第1章 芸術家は貧しいのか—La Boh`emeの登場人物は、その後も貧乏なままなのか?
- 第2章 芸術家と著作財産権
- 第3章 芸術家と著作者人格権
- 第4章 追及権の始まりと今
- 第5章 追及権と制限規定のバランス
- 第6章 追及権は芸術家を救えるのか?
「BOOKデータベース」 より