道元の思想 : 大乗仏教の真髄を読み解く

Bibliographic Information

道元の思想 : 大乗仏教の真髄を読み解く

頼住光子著

(NHKブックス, 1184)

NHK出版, 2011.10

Title Transcription

ドウゲン ノ シソウ : ダイジョウ ブッキョウ ノ シンズイ オ ヨミトク

Available at  / 197 libraries

Note

著者名の"頼"は旧字体("頁"は「"刀"の下に"貝"」)の置き換え

主要参考文献一覧: p276-281

Description and Table of Contents

Description

「無常」の認識を突き詰めたとき、世界はどのようなものとして立ち上がるのだろうか。仏教の基本教理であり出発点であるこの問いを、インドから日本にいたる大乗仏教の最先端で深め、完成させた思想家こそ道元である。難解でなる主著『正法眼蔵』を具体的に読み解きつつ、そこに描かれた世界観、善悪、因果を明解に示す。大乗仏教の展開や同時代人・親鸞との比較もふまえながら、彼のたどり着いた「さとり」の姿に迫る最良の道元思想入門。

Table of Contents

  • 第1章 出発点としての「無常」
  • 第2章 「さとり」と修行—『正法眼蔵』「現成公案」巻を読み解く
  • 第3章 道元における「仏性」—『正法眼蔵』「仏性」巻を読み解く
  • 第4章 道元の善悪観—『正法眼蔵』「諸悪莫作」巻を読み解く
  • 第5章 道元の因果論
  • 第6章 善悪の絶対性と仏教

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