生きる力の源に : がん闘病記の社会学

書誌事項

生きる力の源に : がん闘病記の社会学

門林道子著

青海社, 2011.10

タイトル読み

イキル チカラ ノ ミナモト ニ : ガン トウビョウキ ノ シャカイガク

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注記

第1版第2刷 (2014.5) のページ数: ix, 308p

日本女子大学大学院人間社会研究科に提出した博士論文(学術)「闘病記の社会学的研究 : がん闘病記を中心に」(2010年3月)をもとに書籍化したもの

参考文献: p269-277

調査に用いたがん闘病記: p278-293

内容説明・目次

内容説明

闘病記という患者の声に耳を傾けられるようになったのは、なぜか。闘病記は現代社会で、また書き手や読み手にとって、どのような意味をもつのか。医療者と患者・家族がお互いの理解を深めて、より良い医療を協働してつくり上げていく際に闘病記が架け橋のように重要な役割を果たすという視点から本書を書き上げた。がんを病む語りの深淵を壮大な社会学的研究から解き明かす。

目次

  • 序章 本書の概要
  • 第1章 闘病記をめぐる社会的背景
  • 第2章 闘病記の系譜
  • 第3章 「アウェアネス理論」からみるがん闘病記
  • 第4章 がん闘病記と5つの語り
  • 第5章 乳がん闘病記をめぐって
  • 第6章 グリーフワークとしての闘病記—家族が書く闘病記
  • 第7章 テキスト化する闘病記と新たな役割
  • 第8章 生きる力に—現代における闘病記の意義
  • 終章 闘病記という物語

「BOOKデータベース」 より

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