鎌倉仏教への道 : 実践と修学・信心の系譜

書誌事項

鎌倉仏教への道 : 実践と修学・信心の系譜

菊地大樹著

(講談社選書メチエ, 516)

講談社, 2011.11

タイトル別名

鎌倉仏教への道 : 実践と修学信心の系譜

タイトル読み

カマクラ ブッキョウ エノ ミチ : ジッセン ト シュウガク・シンジン ノ ケイフ

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注記

主要参考文献目録: p224-227

図版出典: p228-230

内容説明・目次

内容説明

鎌倉新仏教はゼロから生まれたのではなかった。偉大な祖師たちの思想が生まれる背景には、先行する有名無名の宗教者たちによる、さまざまな試みがあった。山林修行、戒律の問題、経典への信仰など「実践」をキーワードに、これまで見過ごされてきた、新仏教を準備したさまざまな運動に光を当てる。

目次

  • 第1章 優婆塞仏教の系譜(山林修行と優婆塞仏教;浄行のきた道;優婆塞仏教の広がり)
  • 第2章 成熟と分裂—寺院社会の「出世」と「出世間」(平安仏教の「出世」と「出世間」;鳥羽院政期における実践行の再評価;聖と授戒—実践行の転回;聖と王権)
  • 第3章 実践と修学をつなぐモノ—経典信仰の諸相(実践・儀礼・モノ;何のための書写なのか;仏舎利と経典)
  • 第4章 信心の地平—夢想と観想(慈円の夢—『法華別帖』を読む;夢見るサークル)
  • 第5章 信心のゆくえ(熊谷直実の出家と往生;法然と直実を媒介するもの;異相往生への称賛と懐疑;直実教団のゆくえ)

「BOOKデータベース」 より

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