Bibliographic Information

探偵小説の社会学

内田隆三著

(岩波人文書セレクション)

岩波書店, 2011.11

Title Transcription

タンテイ ショウセツ ノ シャカイガク

Available at  / 72 libraries

Note

2001年1月刊の再刊

岩波人文書セレクションに寄せて: p255-261

巻末に図版出典あり

Description and Table of Contents

Description

近代になって誕生した探偵小説というジャンルは、“都市”の成立とも密接な関係を持っている。近代とは何か、都市における欲望のありようとは何か、探偵小説は多くの示唆を与えてくれる。一九世紀から今日までの探偵小説を通じて、探偵小説を消費する精神の土壌を分析し、その言語の有する問題性にまで迫る。

Table of Contents

  • 第1章 猫と探偵と二十世紀(起源と模倣;猫と探偵;探偵とは誰か;ある興味;ディスクールの不安)
  • 第2章 緋色の研究(ザディグの方法;デュパン、あるいは深さのゲーム;緋色の研究;最後の挨拶)
  • 第3章 探偵小説の屈折と戦争(ABC;義眼のなかの動機;童謡殺人;都市の名づけえぬ顔;狂気の通路)
  • 第4章 探偵のディスクール(想起と眠り;遊歩、蒐集、そして探偵;解釈の詐術)

by "BOOK database"

Related Books: 1-1 of 1

Details

  • NCID
    BB0732263X
  • ISBN
    • 9784000285032
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    x, 261p
  • Size
    19cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
Page Top