「生活」「経営」「地域」の主体形成 : 市場と農民

書誌事項

「生活」「経営」「地域」の主体形成 : 市場と農民

野本京子著

(名著に学ぶ地域の個性, 2)

農山漁村文化協会, 2011.11

タイトル別名

市場と農民 : 「生活」「経営」「地域」の主体形成

生活経営地域の主体形成 : 市場と農民

タイトル読み

セイカツ ケイエイ チイキ ノ シュタイ ケイセイ : シジョウ ト ノウミン

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内容説明・目次

内容説明

「現代社会への転形期」と評される両大戦間期(1920〜30年代)、農業・農村・農民は肥大化する市場や国家(農業政策)、社会の変化に対応し、「時代への適応能力」や「柔軟性」をどのように獲得しようとしたか。人々に指針を示した農業・農村論や諸運動、むらにおける協調・協力の諸相と併せ浮き彫りにする。

目次

  • 第1章 「土地と自由」—「農地」に関する理念と提唱(土地の社会化論;町村自治、産業組合への期待)
  • 第2章 小農経営「合理化」の提唱(「乳と蜜の流れる郷」—賀川豊彦の所論;「興村行脚三十年」—山崎延吉のみた理想の農業;産業組合主義経済組織論—千石興太郎の所論)
  • 第3章 「農村文化」の提唱—生活への視点(「生活価値の意識」の提唱—山崎延吉の農村生活改善論;「安固快適生活主義」の提唱—千石興太郎の生活改善論;農村文化協会の設立—古瀬伝蔵の軌跡)
  • 第4章 地域での「主体」形成の試み—さまざまな実践(向上社(清明社)の活動;全村学校の展開;農道講習会の開催)

「BOOKデータベース」 より

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