現実批判の人類学 : 新世代のエスノグラフィへ
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現実批判の人類学 : 新世代のエスノグラフィへ
世界思想社, 2011.11
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Anthropology as reality critique
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ゲンジツ ヒハン ノ ジンルイガク : シンセダイ ノ エスノグラフィ エ
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University Library for Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo図
389.04:Ka795010683208
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引用文献: 各章末
Description and Table of Contents
Description
自然と文化、人間とモノ、主体と客体の二項対立を無効化する地平に立ち、現実が現実として構築される過程を細緻に分析することによって、世界が変わりうることを示す。
Table of Contents
- 人類学の静かな革命—いわゆる存在論的転換
- 第1部 軌跡と展望(世界を制作=認識する—ブルーノ・ラトゥール×アルフレッド・ジェル;所有の近代性—ストラザーンとラトゥール;どうとでもありえる世界のための記述—プラグマティック社会学と批判について)
- 第2部 人類学の推進力(民族誌機械—ポストプルーラリズムの実験;「揺れ」について—地震と社会をめぐる実験・批判・関係性;脳死の経験とその正当性)
- 第3部 現実という批判(監査される事件、監査されざる場所—ある盗難事件をめぐる「静かな革命」へのパースペクティヴ;呪術的世界の構成—自己制作、偶発性、アクチュアリティ;病気の通約—血糖自己測定の実践における現実としての批判;使えない貨幣と人の死)
- 第4部 潜勢態としての現実(「性転換」という迷路—「性同一性障害(者)」における性自認をめぐる欲望と現実;身体の宙ぶらりん—インド、オディシャーのブランコ遊びと現実批判;人間の(非)構築とヴィジョン)
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