階級都市 : 格差が街を侵食する

書誌事項

階級都市 : 格差が街を侵食する

橋本健二著

(ちくま新書, 937)

筑摩書房, 2011.12

タイトル別名

階級都市 : 格差が街を侵食する

タイトル読み

カイキュウ トシ : カクサ ガ マチ オ シンショク スル

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注記

参考文献: p266-270

内容説明・目次

内容説明

「格差」が問題視されるようになって、はや数年。ついに格差は、風景にまで現出してきた。小さな木造家屋が建ち並ぶ下町に、富裕層向けマンションが建設され、昔ながらの街の景観は破壊される。同時に、地域間の格差は拡大し、富めるものは富める地へ、貧しいものは貧しい地へと、振り分けられる。そして、「山の手」「下町」といった歴史的な境界線は、都市をより深く分断する。まさに「階級都市」の出現である。本書では、理論、歴史、統計、フィールドワークなど様々な視点から「階級都市」の現実に迫る。

目次

  • 第1章 風景としての格差社会
  • 第2章 なぜ「階級都市」なのか—都市構造と資本主義
  • 第3章 異国の風景—「下町」と「山の手」の言説史
  • 第4章 進行する都市の分極化—統計でみる階級都市
  • 第5章 階級都市を歩く
  • 第6章 階級都市から交雑都市へ

「BOOKデータベース」 より

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