日本の「宗教」はどこへいくのか
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書誌事項
日本の「宗教」はどこへいくのか
(角川選書, 497)
角川学芸出版 , 角川グループパブリッシング (発売), 2011.11
- タイトル別名
-
日本の宗教はどこへいくのか
- タイトル読み
-
ニホン ノ シュウキョウ ワ ドコ エ イクノカ
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内容説明・目次
内容説明
日本の宗教はどこからきてどこへいくのか。その解明の糸口として「鎌倉仏教=宗教改革論」を見直すことで、近代前後の宗教の変容を探る。日本思想の根幹をなす「心のありか」としての祖霊信仰と、鎌倉仏教の担い手である法然・親鸞・道元・日蓮らの激しい内省による「心の探求」、これらの精神的な系譜と神仏とのかかわりから日本の宗教のゆく末を考える。
目次
- なぜ戦後日本で「ピープル」は「人民」と訳されてきたか
- 言葉が重層する近代日本人のアイデンティティ・クライシス
- 神の声、仏の声を「聞いた」東西の中世世界
- 明治に輸入された「中世」の概念と「宗教改革」
- 戦後「鎌倉仏教=宗教改革」論を復活した三人の旗手
- 「宗教改革」の対極に位置する先祖崇拝
- 「先祖崇拝」とは何か
- 遺骨に霊魂が宿るという信仰
- 天皇制も支えた「霊の威力」
- 「鎌倉仏教=宗教改革」論の否定、顕密体制論〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より