江戸歌舞伎役者の「食乱」日記
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書誌事項
江戸歌舞伎役者の「食乱」日記
(新潮新書, 447)
新潮社, 2011.12
- タイトル別名
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江戸歌舞伎役者の食乱日記
- タイトル読み
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エド カブキ ヤクシャ ノ ショクラン ニッキ
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注記
参考文献: p185-186
年表: p187-190
内容説明・目次
内容説明
七代團十郎の鶴雑煮、瀬戸内の海水むすび、松茸出汁の蕎麦、伊勢の舟盛、糸魚川の鯛の潮煮、由比の鱚の蒲焼、五代高麗蔵の牡蛎雑炊…。幕末の名優・三代中村仲蔵の自伝『手前味噌』には、諸国の珍品、名物の記録が数多く遺されている。食べ物だけでなく、東海道から中山道、越後、伊勢、尾道など、旅興行で巡った土地の人情、風俗も活き活きと描写され、江戸時代がいかに豊かだったか実感できる美味しい一冊。
目次
- 第1章 山の幸(納豆汁—座頭の祝儀と勘違い;雑煮・おせち—仕初の「仲蔵狂乱」で大出来、大出来;焼き竹の子—首と引き換えの美味しさ;蕎麦—松茸の出汁で食べる甲斐、信濃 ほか)
- 第2章 海の幸(蟹—二代粂三郎に大きな蟹を贈った新肴場;牡蛎—玉子と一緒に雑炊にしてくれた五代高麗蔵;貝—全国津々浦々、日本人は昔からよく食べた;伊勢海老—舟盛の生魚を仲居が目の前で料理 ほか)
「BOOKデータベース」 より