超高齢者医療の現場から : 「終 (つい) の住処 (すみか) 」診療記

書誌事項

超高齢者医療の現場から : 「終 (つい) の住処 (すみか) 」診療記

後藤文夫著

(中公新書, 2142)

中央公論新社, 2011.12

タイトル別名

超高齢者医療の現場から : 「終の住処」診療記

超高齢者医療の現場から : 終の住処診療記

タイトル読み

チョウコウレイシャ イリョウ ノ ゲンバ カラ : ツイ ノ スミカ シンリョウキ

注記

参考文献: p234-239

内容説明・目次

内容説明

高齢者施設に囲まれた高原の小さな病院。その院長である著者は、日々、多くの85歳以上の超高齢者を診療しているが、苦悩は深い。急速な高齢化により、介護施設の不足は深刻で家族は受け入れ先探しに疲弊する。認知症高齢者の介護問題や、年金不足による経済的トラブルも多い。どうすれば、豊かな老後を過ごすことができるか、そして穏やかな死を迎えることができるのか。老いと死を見守ってきた現場からの貴重な報告と提言。

目次

  • 実の娘の介護放棄
  • おだやかな死と「死の質」
  • 認知症の合併症による家族とのトラブル
  • 認知症患者の悪口雑言とクレームに疲弊する介護職員
  • 在宅介護と介護ストレス
  • 入院三カ月・これからどこへ?—高齢者介護施設が足りない
  • 要支援・要介護者数の急増に対応できない介護政策
  • 姉が妹の障害年金を流用
  • 超高齢者に多い病気
  • 認知症の種類と症状
  • 安楽死・尊厳死を考える
  • 超高齢期を前向きに生きて呆けの進行を遅らせよう

「BOOKデータベース」 より

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