外交官の誕生 : 近代中国の対外態勢の変容と在外公館
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外交官の誕生 : 近代中国の対外態勢の変容と在外公館
名古屋大学出版会, 2012.2
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ガイコウカン ノ タンジョウ : キンダイ チュウゴク ノ タイガイ タイセイ ノ ヘンヨウ ト ザイガイ コウカン
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AECC||327||G1318002089
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参考文献: 巻末p9-23
Description and Table of Contents
Description
科学官僚の帝国で、いかにして近代外交の担い手は生まれたのか。清末の公使館や領事館の開設はゴールではない。在外公館を孵化器に職業外交官が形成されていく過程を、個々の外交交渉のみならず、人事の実態を含めて把握することで、近代中国外交の展開と特質を浮き彫りにする。
Table of Contents
- 第1部 清朝在外公館の設立(清朝による常駐使節の派遣;清朝による領事館の設立とその特徴)
- 第2部 一八八〇年代以降における中国外交の変化(在外華人保護の動きとその限界—駐米公使・張蔭桓の移民問題に関する対米交渉を例として;清朝外交のイメージの形成—清英「ビルマ・チベット協定」(一八八六年)を例として;「遠略に勤めざるの誤りを論ず」—薛福成による新しい清朝外交の追求)
- 第3部 「外交官」の誕生とその特徴(在外公館における外交人材の養成—日清戦争までを中心に;外交制度改革と在外公館—日露戦争後の人事制度改革を中心として;「外交官」たちの国際認識)
- 領事館の増設とその意味—陸徴祥によるオランダとの領事館設立交渉を中心に
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