ロシア・シオニズムの想像力 : ユダヤ人・帝国・パレスチナ

書誌事項

ロシア・シオニズムの想像力 : ユダヤ人・帝国・パレスチナ

鶴見太郎著

東京大学出版会, 2012.1

タイトル別名

Zion imagined : Russian Jews at the end of empire

ロシアシオニズムの想像力 : ユダヤ人帝国パレスチナ

タイトル読み

ロシア シオニズム ノ ソウゾウリョク : ユダヤジン テイコク パレスチナ

大学図書館所蔵 件 / 172

この図書・雑誌をさがす

注記

学位論文「ロシア・シオニズムの想像力 : 1881-1917 : 帝国における非ユダヤ人の影と社会という位相」(東京大学, 2010年) に加筆・修正したもの

欧文タイトルは標題紙裏による

シオニズム関連史年表: 巻末p14-21

文献: 巻末p34-72

内容説明・目次

内容説明

省みられることの少ない一次資料の発掘に基づき、ロシア語を中心にヘブライ語も含む文献を駆使して展開された、優れたロシア・ユダヤ社会史研究であると同時に、社会学的見地からのネーション論や集団的アイデンティティ論を踏まえた民族問題論。パレスチナに行かなかった「シオニスト」たち、忘れられたユダヤ思想の文脈に光をあてる第1回東京大学南原繁記念出版賞受賞作。

目次

  • 序章 パレスチナに行かなかったシオニスト
  • 第1章 ロシア帝国におけるシオニズムの生成—一九世紀終わりのロシア・ユダヤ人と初期のシオニズム
  • 第2章 「ネーション」概念にはいかなる利点があったのか—集団内アイデンティティと集団間アイデンティティ
  • 第3章 本質規定を忌避するナショナリズム—純粋な社会性の追求
  • 第4章 シオニズムの「想像の文脈」—ロシア・シオニズムは何を持ってパレスチナに入ったのか
  • 終章 一九一七年—消えた帝国、散っていった夢

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ