張り出し窓の街
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張り出し窓の街
(カイロ三部作 / ナギーブ・マフフーズ著 ; 塙治夫訳, 1)
国書刊行会, 2011.12
- タイトル別名
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بين القصرين
- タイトル読み
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ハリダシマド ノ マチ
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張り出し窓の街
2011.12.
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張り出し窓の街
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注記
付録あり (7p ; 19cm)
内容説明・目次
内容説明
旧市街に住む一家の長、アフマドの壮年期の物語。彼は家の外では酒色を楽しむが、家庭では厳格な独裁者。妻のアミーナは夫の留守の間に禁じられた外出をしたことがばれて、一時実家に帰される。美貌の次女アーイシャは資産家シャウカト家のハリールに嫁ぎ、それが縁で長女のハディーガもハリールの兄イブラーヒームと結婚。アフマドの長男で身持ちの悪いヤーシーンは父の親友の娘ザイナブと結婚させられるが、性的醜聞が原因で、身重な妻が家出をして離婚。時代は1917年から1919年までで、この時期英国からの独立運動が活発となり、指導者のザグルールがマルタに追放されると、エジプトはデモで騒然となり、愛国青年の次男ファフミーは親に内緒で活動。やがてザグルールが釈放され、民衆が平和的デモで喜びを表現したが、英兵が発砲し、一家の希望の星ファフミーが、あたら19歳で落命。
「BOOKデータベース」 より