近現代女性史論 : 家族・戦争・平和

書誌事項

近現代女性史論 : 家族・戦争・平和

永原和子著

吉川弘文館, 2012.2

タイトル別名

近現代女性史論 : 家族戦争平和

タイトル読み

キンゲンダイ ジョセイシロン : カゾク センソウ ヘイワ

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注記

参考文献: 論末

内容説明・目次

内容説明

男女共同参画の時代を迎えた現在でも、さまざまな困難が女性をとりまき、女性史が明らかにするべき課題は少なくない。明治から現代まで、女性たちは家族や家庭といかに向き合い、地域のなかでどう生きてきたのか。母性の名のもとに戦争協力を余儀なくされていく過程と、戦後の平和と自立へのたゆみない歩みを解明し、女性史の今後への展望を示す。

目次

  • 1 家族・家庭(平民主義の女性論・家庭論—『国民之友』と『家庭雑誌』;良妻賢母主義教育における「家」と職業;木村鐙子の良妻賢母思想—『木村熊二・鐙子往復書簡』から)
  • 2 生活・地域(民俗の転換と女性の役割;地方史のなかの女性を考える;女性・生活からみた地域の歴史—静岡県小山町を例に)
  • 3 戦争・平和(『婦女新聞』にみるアジア観;大正・昭和期農村における婦人団体の社会的機能—愛国婦人会茨城支部をめぐって;女性統合と母性—国家が期待する母親像;女性はなぜ戦争に協力したか;戦争と女性;戦後女性運動再考—地域の視点から「平和」「自立」を考える)

「BOOKデータベース」 より

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