挿絵を読む : ヴィクトリア朝女性挿絵画家の視線 (まなざし)

書誌事項

挿絵を読む : ヴィクトリア朝女性挿絵画家の視線 (まなざし)

木原貴子著

朝日出版社, 2011.12

タイトル別名

挿絵を読む : ヴィクトリア朝女性挿絵画家の視線

タイトル読み

サシエ オ ヨム : ヴィクトリアチョウ ジョセイ サシエ ガカ ノ マナザシ

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注記

参考文献: 巻末p9-26

内容説明・目次

内容説明

一人の女性挿絵画家の生涯と作品に焦点を当て、収集した挿絵から、画家の全体像、当時の女性挿絵画家の類型、さらに、時代の道徳観や社会事情など、ヴィクトリア朝という時代を多層的に読み取り、ジェンダー・イデオロギーに基づくヴィクトリア朝の女性性の諸相を明らかにすることが、本書の目的である。

目次

  • 第1部 ヴィクトリア朝の女性挿絵画家(ヴィクトリア朝の女性芸術家;メアリー・エレン・エドワーズの生涯;メアリー・エレン・エドワーズの先行研究)
  • 第2部 メアリー・エレン・エドワーズの女性像(感傷的女性像の系譜;『クラヴァリング家の人々』における女性像—ジェンダー・ヒエラルキーの逆転;ヘレン・パタソン・アリンガムの女性像—『遙か狂乱の群れを離れて』における言語とイメージの競作 ほか)
  • 第3部 メアリー・エレン・エドワーズの少女像(児童書の誕生;ヴィクトリア朝の「無垢な子ども」の系譜;ヴィクトリア朝のもうひとつの少女像の系譜)

「BOOKデータベース」 より

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