革命いまだ成らず : 日中百年の群像
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革命いまだ成らず : 日中百年の群像
新潮社, 2012.1
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カクメイ イマダ ナラズ : ニッチュウ ヒャクネン ノ グンゾウ
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注記
主な参考文献: 下p297-301
関連年表: 下p302
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784105297060
内容説明
明治維新に倣った近代化を夢見て、中国の志士たちは日本を目指した。新証言と発掘資料で書き換えられた驚きの日中史。
目次
- あの人のためなら命を捧げてもよい—孫文に心酔した会党の首領
- 支那のことはわかりません—伊藤博文の漫遊
- 干からびた食事—光緒帝の幼少時代
- 纏足をやめよ—康有為の主張と梁啓超の不纏足会
- 「広州事件」の全貌—孫文の爆破テロ未遂事件
- ロンドン被難記—孫文のXデー
- 一生の所期はいかに—南方熊楠との出会い
- いざ、日本へ—孫文の上陸
- 国是を定めよ—光緒帝の決意
- やりすぎです—西太后の逆襲
- 侠士の同情を謝す—康有為の逃避行
- 保皇か革命か—康派と孫派の争
- 清朝を滅亡させよ—義和団事件と勤王の夜
- 義和団賠償金をむしり取れ—列強の争奪戦
- 広東を奪取せよ—恵州事件の顛末
- 「死して悔いなし!」黄興、長沙の義挙
- 巻冊次
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下 ISBN 9784105297077
内容説明
孫文を救え。列強に蹂躙される隣国の革命家を、日本の壮士たちは命懸けて助けた。感動の人物エピソードが明かす20世紀の意外な真実。
目次
- これは中国の薩長同盟だ—孫文・黄興の中国同盟会
- 百年後に悔いを残さないか—黄興、日本への警鐘
- 立憲や留学より、まず鉱山開発だ—袁世凱の長期ビジョン
- 革命には金がいる—孫文、赤貧のシンガポール
- 黄色い花咲く頃に—汪兆銘の暗殺計画と広州・黄花崗の役
- 武昌蜂起、ついに成功す—宋教仁の中部同盟会
- 共和制などすぐに挫折する—講和する袁世凱の自信
- 一九一二年、中華民国の成立—孫文、臨時大総統に就任
- 財政と金融政策こそ国家の要だ—袁世凱、梁啓超を起用
- 兵をもって労働者となそう—孫文の鉄道大構想
- 言論で駄目だ。威力を得ることだ—黄興と宋教仁の乱
- 誰のための文化事業か—義和団返還金の使い道
- 北と南は同じ穴の狢だ—孫文が作った三つの広東政府
- 革命いまだ成らず—孫文の遺書
「BOOKデータベース」 より