フンボルト自然の諸相 : 熱帯自然の絵画的記述

書誌事項

フンボルト自然の諸相 : 熱帯自然の絵画的記述

アレクサンダー・フォン・フンボルト著 ; 木村直司編訳

(ちくま学芸文庫, [フ33-1])

筑摩書房, 2012.2

タイトル別名

Ansichten der Natur

タイトル読み

フンボルト シゼン ノ ショソウ : ネッタイ シゼン ノ カイガテキ キジュツ

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注記

参考文献: p317-326

年表 フンボルトとその時代: p327-349

叢書番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

フンボルトの中南米探検行は6年の準備をかけ1799年に始まり、5年の歳月を費やした。彼は、地形や気象、地磁気などを機器測定した科学者であると同時に、ゲーテとの交遊からうかがえるように自然を深く愛好する人でもあった。「長い乾季のあと…草原の情景は一変する」「爽やかな雨を告げるのは、遠くの雷鳴である」「大地の表面が水でうるおされるや否や、かぐわしく匂う草原は多種多様なスゲ科植物、円錐花序モロコシ類、多種多様な禾本科植物で覆われる」。自然の全貌を絵画のように描きだしたこの科学的エッセイは、新しい旅行文学としても人気を博した掌編である。図版多数収録。本邦初訳。

目次

  • 草原と砂漠について
  • オリノコ川の滝について—アトゥレスとマイプレスの急流地帯
  • 原始林における動物の夜間生活
  • 植物観相学試論
  • さまざまな地帯における火山の構造と作用の仕方
  • 生命力あるいはロードス島の守護神物語
  • カハマルカの高地—インカ皇帝アタウァルパの旧首都
  • アンデス山脈山の背からの南海最初の眺望

「BOOKデータベース」 より

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