中国の知恵 : 孔子について
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書誌事項
中国の知恵 : 孔子について
(ちくま学芸文庫, [ヨ3-8])
筑摩書房, 2012.2
- タイトル読み
-
チュウゴク ノ チエ : コウシ ニ ツイテ
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注記
底本: 『吉川幸次郎全集』第5巻 (筑摩書房, 1984.7)
内容説明・目次
内容説明
孔子の生きた時代(前551?‐前479)、世は戦乱にあけくれ、殺戮と陰謀にみちていた。そのような状況下、孔子は、人間にとって重要なのは相互に愛情をもつことだとして「仁」の思想を唱え、政治はその実践であるとした『論語』を生みだす。その後『論語』は儒教の教典として崇拝され、文学的香気にあふれた含蓄深い名句の数々は、人間讃歌、人類永遠の古典として、現代に至るまで多くの人々に読みつがれている。本書は、表題作ほか、孔子と『論語』に関する初心者向けの論考六篇で構成。中国文学最高権威の著者が、人間孔子の精神と『論語』の思想を明らかにした入門書の名著。
目次
- 中国の知恵—孔子について
- 孔子
- 「論語」の教訓
- 新しい慟哭—孔子と「天」
- 孔子も神の子であるという説
- 「論語」について
- 「論語」について—慶応義塾小泉信三記念講座講演
「BOOKデータベース」 より