革命論 : マルチチュードの政治哲学序説
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革命論 : マルチチュードの政治哲学序説
(平凡社新書, 627)
平凡社, 2012.2
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カクメイロン : マルチチュード ノ セイジ テツガク ジョセツ
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注記
「問いかけ」としての文献案内: p209-221
内容説明・目次
内容説明
政治の例外状態としての革命。民主主義の究極の手段としての革命。政治が管理技術に成り下がり、価値判断をしなくなった時代に、“正義”を振りかざすだけでいいのか。「政治にはふれないことが政治」は本当か。ポストモダン以降の西洋哲学の重要課題を論じ尽くした、これ自体が革命的な一書。
目次
- 序章 今日的時点—倫理的な政治(無差別になる「住みか」;悪を除去する「正義」の政治 ほか)
- 第1章 対象としての例外、主体化する例外—アガンベン、アルチュセール、ネグリ(「革命」が「アウシュヴィッツ」にすり替わる;哲学と政治の問われざる関係 ほか)
- 第2章 消え去る政治、まれ(例外的)な政治—デリダ派、アルチュセール、バディウ(政治的なものの後退;主権共同体を求める哲学 ほか)
- 第3章 マルチチュードの生である政治—スピノザをめぐる抗争(ドゥルーズの革命嫌い—「陽気なペシミズム」;スピノザの「物理学的」保守主義 ほか)
- 終章 見出された自由—フーコーと(不)可能な革命(かつてなかった反牧人革命;統治性と主体的自由—最後の難問と可能性 ほか)
「BOOKデータベース」 より