「知」の欺瞞 : ポストモダン思想における科学の濫用
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書誌事項
「知」の欺瞞 : ポストモダン思想における科学の濫用
(岩波現代文庫, 学術 ; 261)
岩波書店, 2012.2
- タイトル別名
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Fashionable nonsense : postmodern intellectuals' abuse of science
知の欺瞞
- タイトル読み
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チ ノ ギマン : ポスト モダン シソウ ニオケル カガク ノ ランヨウ
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注記
底本は2000年5月岩波書店刊
参考文献: 巻末p81-106
索引あり
内容説明・目次
内容説明
科学をめぐるポストモダンの「言説」の一部が「当世流行馬鹿噺」に過ぎないことを示し、欧米で激論をよんだ告発の書。名立たる知識人の著述に見られる科学用語の明白な濫用の数々。人文系と社会科学にとって本当の敵は誰なのか?著者らが目指すのは“サイエンス・ウォーズ”ではなく、科学と人文の間の真の対話である。
目次
- 1 はじめに
- 2 ラカン
- 3 クリステヴァ
- 4 第一の間奏—科学哲学における認識的相対主義
- 5 イリガライ
- 6 ラトゥール
- 7 第二の間奏—カオスと「ポストモダン科学」
- 8 ボードリヤール
- 9 ドゥルーズとガタリ
- 10 ヴィリリオ
- 11 ゲーデルの定理と集合論—濫用のいくつかの例
- 12 エピローグ
「BOOKデータベース」 より