実践としてのコミュニティ : 移動・国家・運動
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実践としてのコミュニティ : 移動・国家・運動
京都大学学術出版会, 2012.2
- タイトル別名
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実践としてのコミュニティ : 移動国家運動
- タイトル読み
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ジッセン トシテノ コミュニティ : イドウ コッカ ウンドウ
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注記
参照文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
グローバル化や新自由主義政策によって、伝統的な価値観や生活様式は大きく揺さぶられた。しかし、そうした現代社会ののっぴきならない問題に対して、人々はしたたかな実践を生み出している。移民ネットワークや自助グループ、人権・環境NGO等、新しい形の多彩なコミュニティをレポートし、その社会的意味を析出する意欲的民族誌。
目次
- 実践としてのコミュニティ—移動・国家・運動
- 第1部 移動とコミュニティ(都市とエスニック・コミュニティ—カメルーンの国内移住民;越境するコミュニティと共同性—台湾華僑ムスリム移民の「社会」と「共同体」;移住経験が生み出すコミュニティ、移住経験が変容させるアソシエーション—オーストラリア都市部に居住するパプアニューギニア華人;移住者の〈私たち〉の作り方—在日ペルー人が行うカトリック守護聖人の祝祭をめぐって)
- 第2部 国民国家とコミュニティ(分断されるコミュニティ、創造するコミュニティ—マレーシア、オラン・アスリのコミュニティの再編;国家統治の過程とコミュニティ—タイの国王誕生日と村民スカウト研修の相互行為;過疎と高齢化の村の「生の技法」—三重県Y地区の高齢者を支えるコミュニティ)
- 第3部 社会運動のコミュニティ(情動のコミュニティ—北タイ・エイズ自助グループの事例から;動員のプロセスとしてのコミュニティ、あるいは「生成する」コミュニティ—南タイのイスラーム復興運動;帰還者が喚起するコミュナリティ—カンボジア特別法廷における被害者カテゴリーの創出;語りのコミュニティ—水俣「相思社」におけるハビトゥスの変容)
「BOOKデータベース」 より