鮎川義介と経済的国際主義 : 満洲問題から戦後日米関係へ

書誌事項

鮎川義介と経済的国際主義 : 満洲問題から戦後日米関係へ

井口治夫著

名古屋大学出版会, 2012.2

タイトル別名

Y.Ayukawa and U.S.-Japan relations

タイトル読み

アユカワ ヨシスケ ト ケイザイテキ コクサイ シュギ : マンシュウ モンダイ カラ センゴ ニチベイ カンケイ エ

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注記

参考文献: 巻末p11-26

内容説明・目次

内容説明

日産財閥を満洲に移駐してその経済開発を一手に担った男の、経済的自由主義のヴィジョンとは何か。統制経済と闘い、米国資本導入による日満の開発によって、日米開戦回避のために死力を尽くした希代の経営者の活動をダイナミックに描き、日米関係史の忘れられた水脈を浮かび上がらせる。日産自動車創業者の知られざる闘い。

目次

  • 鮎川義介と日米関係
  • 第1部 日産の創業から満洲国へ(経済的国際主義—一九三七年以前の鮎川とアメリカの産業への関心;満洲重工業の設立と満洲への米国資本導入構想;鮎川と米国フォード社との提携交渉—一九三七〜四〇年 ほか)
  • 第2部 太平洋戦争から戦後復興へ(平和への奮闘—鮎川とフーヴァー元米国大統領;満洲重工業開発総裁の辞任と太平洋戦争期の活動;「共通の利益」の再創造—日米関係一九四五〜四八年 ほか)
  • 終章 鮎川の外資導入構想の今日的意義

「BOOKデータベース」 より

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