同時代史
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書誌事項
同時代史
(ちくま学芸文庫, [タ12-2])
筑摩書房, 2012.3
- タイトル別名
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Historiae
- タイトル読み
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ドウジダイシ
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同時代史
2012.3.
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同時代史
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注記
1996年刊の改訂
参考文献: p505-508
内容説明・目次
内容説明
暴帝ネロの自殺後、ローマ帝国に泥沼の内乱が勃発した。各地の総督がその配下の軍隊に担がれて、次々と皇帝となったのである。紀元69年1月1日、ゲルマニア軍のウィテッリウスは、ヒスパニア総督であった元首ガルバに叛旗を翻す。アレクサンドリア軍からは、ウェスパシアヌスが皇帝として奉戴されていた。その結果、多くの市民の血が流れ、三人の皇帝が斃れた。そこには、人間の欲望が絡みあい、殺戮、陰謀、裏切りなど、凄まじい政争が繰り広げられた。本書は、希代の歴史家タキトゥスが、この同時代の壮大な歴史ドラマを、臨場感溢れる雄渾な筆致で記録したローマ史の大古典。
目次
- 序
- ローマ帝国の状況
- ガルバとピソの養子縁組
- オトの叛逆
- ガルバの抵抗と最期
- ゲルマニア軍の蜂起とウィテッリウスの擁立
- ウィテッリウス派の将兵、イタリアへ進撃開始
- オトと首都と属州
- 首都の不穏な気配
- オトの出陣〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より