書誌事項

イメージの歴史

若桑みどり著

(ちくま学芸文庫, [ワ4-4])

筑摩書房, 2012.3

タイトル読み

イメージ ノ レキシ

電子リソースにアクセスする 全1

大学図書館所蔵 件 / 151

この図書・雑誌をさがす

注記

主要参考文献: p427-434

2000年放送大学教育振興会より刊行された

内容説明・目次

内容説明

有名芸術家の名作はもとより、版画や挿絵、広告や記念碑に至るまで、美術作品が、何のために、どのように描かれてきたか—それが「イメージの歴史」だ。ここではさまざまな学問領域を自由に往来し、ポスト・コロニアル的かつジェンダー的な視線で従来の美術史を書き換える。絵画と社会のかかわりや画像の解釈方法などの理論を踏まえ、さらに西欧文化が繰り返し描いてきたイメージにメスを入れ、その精神的・社会的な背景を明らかにする。レイプを描き続けたのはなぜか、新しい政治形態はどのような画像を生んだか—人間の想像力に新たな光を当てる美術史の誕生。

目次

  • 序—「イメージの歴史」とは
  • 理論編(新しい美術史の理論;イメージ生産の目的;イメージ解釈の方法 図像のコード;イメージ解釈の方法 表現様式)
  • 実践編(カノン(正典)の成立 古代社会のイメージと心性;中世西欧のイコン 聖母像;ギリシャの復活 ルネサンスの公共彫刻;女性英雄をめぐる問題;フランス革命と公共彫刻;フランス革命と民衆;自由の女神—アメリカのイメージ;十九世紀ナショナリズムと植民地への視線;ファシズムのプロパガンダと古代のカノン;二〇世紀の日本—東京の公共彫刻)

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB08626094
  • ISBN
    • 9784480094322
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    434, vip
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
ページトップへ