欲望の裏通り
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欲望の裏通り
(カイロ三部作 / ナギーブ・マフフーズ著 ; 塙治夫訳, 2)
国書刊行会, 2012.2
- タイトル別名
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قصر الشوق
- タイトル読み
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ヨクボウ ノ ウラドオリ
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欲望の裏通り
2012.2.
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欲望の裏通り
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注記
付録あり (8p ; 19cm)
内容説明・目次
内容説明
舞台は1924年から27年まで。エジプトは1922年に条件付きで独立。24年の選挙で愛国的なワフド党が大勝し、指導者ザグルールが首相になる。しかしスーダンの統治問題などで英国との関係が緊張、その圧力でザグルールは失脚。アフマドは初老となり、若いザンヌーバを愛人として囲う。男盛りのヤーシーンは、弟ファフミーの恋人であったマルヤムと再婚したものの、ザンヌーバとの浮気が原因で離婚。のちにザンヌーバを妻に迎える。三男カマールは理想を追う青年に成長。親友の姉アーイダにプラトニックな熱愛を捧げる。彼女はカマールの友人と結婚。失意のカマールは小学校の教師となり、酒と女にふける。ザグルールの訃報の夜、アフマド家の次女アーイシャの夫と息子二人がチフスで亡くなる。ザンヌーバがヤーシーンとの子をひっそりと出産しようとしている。
「BOOKデータベース」 より