テレビは原発事故をどう伝えたのか : ドキュメント
著者
書誌事項
テレビは原発事故をどう伝えたのか : ドキュメント
(平凡社新書, 631)
平凡社, 2012.3
- タイトル別名
-
ドキュメントテレビは原発事故をどう伝えたのか
- タイトル読み
-
テレビ ワ ゲンパツ ジコ オ ドウ ツタエタノカ : ドキュメント
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注記
引用参照文献: p259-261
3月11日~17日の福島第一原発事故の主な経過とテレビ報道: p262-263
内容説明・目次
内容説明
人びとは固唾を呑んで、福島原発事故のテレビに見入っていた。そこで、テレビは「原子炉は安全だ」「放射能が漏れても直ちに健康被害はない」と、政府と東電の主張を繰り返した。その結果、ネットなどで、「大本営発表」との批判が噴出した。その批判が妥当なのか、ここで番組の丁寧な検証を行いたい。“3.11後のよりよい社会”を構築するためにも。テレビは誰の目線に立って報道したのか?メディア・スタディーズの専門家が答えを出す。
目次
- 序章 “3.11後の社会”の熟慮民主主義のために
- 第1章 福島第一原子力発電所事故の経緯—3月11日から3月17日まで
- 第2章 地震発生から一号機の爆発まで—振りまかれる「楽観論」の言説
- 第3章 福島第一原発一号機の爆発—覆い隠せない“現実”と“安全神話”の間で
- 第4章 3月13日から14日の三号機爆発まで—繰り返される「可能性」言説
- 第5章 3月17日ヘリからの水の投下—人体への影響はどう語られたか
- 第6章 原発事故に関するインターネット上の情報発信
- 第7章 情報の「共有」という社会的価値
「BOOKデータベース」 より