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分裂するアメリカ

渡辺将人著

(幻冬舎新書, 253 ; [わ-3-2])

幻冬舎, 2012.2

タイトル読み

ブンレツ スル アメリカ

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注記

主要参考文献: p273-278

内容説明・目次

内容説明

彗星のように登場したオバマが危機に瀕している。“小さな政府”を訴える保守派のティーパーティ運動が広がり、ウォール街占拠デモに象徴されるリベラルの動きも活発化。経済が停滞するなかで、右に、左に先鋭化する草の根運動の根源にあるのは、政治に対する不信感だ。無党派や中流層さえ、“大きな政府”を拒み、生活を助けるはずの医療保険制度に反対する。人種や格差よりも“理念の対立”で分裂が深化する大国の今を、気鋭の学者が論考。

目次

  • 第1章 素顔のティーパーティ運動(トクヴィルとアメリカ例外主義を語る保守;RINOとはなにか?偽保守政治家を批判する ほか)
  • 第2章 移民で変わりゆくアメリカ(オバマ再選陣営本部訪問とスペイン語キャンペーン;オバマが選んだ初のヒスパニック系女性最高裁判事 ほか)
  • 第3章 銃と信仰と選挙のアメリカ(「なぜあなたは、銃をもつのですか?」;ハンティングの伝統と「自由」をめぐる概念 ほか)
  • 第4章 「政治」を商品化するメディア(ブッシュシニアの大統領当選を決めたTV中継インタビュー;FOXニュース立ち上げに協力した元CBS放送幹部 ほか)
  • 第5章 「1つのアメリカ」をめぐる分裂(国王と首相を選挙で選ぶということ;「帰国子女」にして作家の大統領 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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