民謡からみた世界音楽 : うたの地脈を探る
著者
書誌事項
民謡からみた世界音楽 : うたの地脈を探る
ミネルヴァ書房, 2012.3
- タイトル別名
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Folk song as world music
- タイトル読み
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ミンヨウ カラ ミタ セカイ オンガク : ウタ ノ チミャク オ サグル
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注記
ジャケットの欧文タイトル: Folk song as world music
文献: 章末
内容説明・目次
内容説明
民謡は、土地に結びつくと同時に、歴史的・政治的・文学的・経済的・音楽的・テクノロジー的なつながりを世界規模で持ってもいる。本書はこうしたつながりを明らかにするために、世界各地の民謡やその採集と流通、そして言説・価値・応用における歴史の類似と相違を比較していく。
目次
- うたに脈あり—民謡の通文化的研究に向けて
- 第1部 民謡を考える—概念の形成史(黎明期の民謡収集・研究とヘルダーの「民」の概念;インドにおける「フォーク」概念の変遷と特徴 ほか)
- 第2部 民謡を伝える—メディアの役割(ホールでうたう—大正期における演唱空間の拡大と民謡の位置;沖縄音楽レコードにおける“媒介者”の機能—一九三〇年代・日本コロムビア制作のSP盤を対象として ほか)
- 第3部 民謡をつくる—創作と編曲(一九世紀ブダペストの「民謡」;バルトーク『子供のために』をめぐって ほか)
「BOOKデータベース」 より