沖縄シャーマニズムの近代 : 聖なる狂気のゆくえ
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沖縄シャーマニズムの近代 : 聖なる狂気のゆくえ
森話社, 2012.3
- タイトル読み
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オキナワ シャーマニズム ノ キンダイ : セイナル キョウキ ノ ユクエ
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注記
博士論文『シャーマニズム復興の近代文化論』 (名古屋大学, 2003年) を骨子とし、全体的に大幅な加筆・修正を行ったもの
参考文献一覧: p436-450
内容説明・目次
内容説明
滅びつつあると考えられてきたシャーマニズムが、世界各地で復活しているのはなぜか。近年その存在感を増している沖縄の民間巫者・ユタを通し、シャーマニズム復興の現在を描くエスノグラフィー。
目次
- 1 シャーマニズム研究史(従来のシャーマニズム研究;最近のシャーマニズム研究;沖縄のシャーマニズム研究)
- 2 沖縄シャーマニズムの社会史(ユタの弾圧史—ジュリとの比較から;カミダーリに対する社会的評価の変遷;カウンセラーによるユタの肯定的評価;文化表象としての沖縄シャーマニズム;再魔術化する社会と沖縄シャーマニズム文学;聖なる狂気へのまなざし—玉木一兵試論)
- 3 村落共同体のなかの沖縄シャーマニズム(調査地概況—沖縄県国頭郡本部町字備瀬;女性の両義性;ユタの活動;ユタの災因論の変化;神人のユタ化;仏教の浸透とユタの対応;死生観の変化とユタ)
- 4 沖縄シャーマニズムの新たな諸相(脱魂体験にみるユタの世界観;精神医療の普及とユタの対応;ユタの世界観の拡大;ユタによる沖縄アイデンティティの創出;カミダーリ・ネットワークの出現;ネオ・シャーマニズムとの比較;社会病理と沖縄シャーマニズム;観光と沖縄シャーマニズム)
「BOOKデータベース」 より