邪馬台国の考古学 : 魏志東夷伝が語る世界
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邪馬台国の考古学 : 魏志東夷伝が語る世界
(角川選書, 503)
角川学芸出版 , 角川グループパブリッシング (発売), 2012.3
- タイトル読み
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ヤマタイコク ノ コウコガク : ギシ トウイデン ガ カタル セカイ
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注記
引用文献(年代順): p244-251
内容説明・目次
内容説明
九州説か畿内説か。『三国志』東夷伝倭人条(「魏志倭人伝」)の解釈から、数多くの議論がなされてきた邪馬台国論争。本書では、まずこの東夷伝がそもそもどんな天下観で記されたものかをはじめて解明。従来の「解釈」に決定的な楔を打つとともに、3世紀東夷諸国の境域・王都・墳墓・遺物などと邪馬台国との関連を考古学的に論証。卑弥呼=箸墓古墳説の補強、難升米=黒塚古墳の新説を展開し、東夷伝の新たな世界を描く。
目次
- 第1章 魏志東夷伝と天下観念
- 第2章 東夷伝の国々—その王都と境域
- 第3章 洛陽・帯方郡・倭
- 第4章 韓の辰王と倭の卑弥呼—月支国・狗耶韓国・邪馬台国
- 第5章 帯方郡から万二千余里—邪馬台国へ
- 第6章 邪馬台国への道—洛陽から万七千余里
- 第7章 倭国王と邪馬台国王—邪馬台国に存在した二系列の王
- 第8章 巨大前方後円墳と東アジアの王陵
「BOOKデータベース」 より