キリスト教は戦争好きか : キリスト教的思考入門

書誌事項

キリスト教は戦争好きか : キリスト教的思考入門

土井健司著

(朝日選書, 887)

朝日新聞出版, 2012.4

タイトル別名

キリスト教は戦争好きか : キリスト教的思考入門

タイトル読み

キリストキョウ ワ センソウズキカ : キリストキョウテキ シコウ ニュウモン

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注記

引用・文献について: p247-248

聖書、キリスト教史年表: p249-251

内容説明・目次

内容説明

「敵を愛せ」「右の頬を打たれたら左の頬をも向けよ」—聖書にこうした言葉があるにもかかわらず、十字軍、異端審問、魔女狩りなどの戦争や殺戮行為が、キリスト教の名のもとに行われてきた。「一つの神しか信じない」という一神教の心の狭さが、こうした悲劇を引き起こすのではないか。あるいは、なぜ聖書の教えが浸透しているはずの欧米社会で、貧富の差が拡大しているのか。そもそも、宗教に頼る人は精神的に弱いのではないか—。古代キリスト教思想を研究する著者が、聖書と歴史の視点からキリスト教を根源的に捉え直す。非クリスチャンが抱く疑念に答えていく、キリスト教的思考入門。

目次

  • 第1部 キリスト教を知る(イエス以前の世界—旧約の歴史;イエス・キリストの生涯と教え;キリスト教の源流—イエスの弟子たちからアウグスティヌスまで)
  • 第2部 キリスト教を考える(神を信じることと唯一神;キリスト教は戦争好きか;富・貧困とキリスト教;「いのち」の問題を考える—トニー・ブランドの悲劇は何が悲劇なのか)

「BOOKデータベース」 より

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