地図から読む歴史
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地図から読む歴史
(講談社学術文庫, [2108])
講談社, 2012.4
- Other Title
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景観から歴史を読む : 地図を解く楽しみ
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チズ カラ ヨム レキシ
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Note
「景観から歴史を読む--地図を解く楽しみ」(日本放送出版協会 1998年刊)の改題
Description and Table of Contents
Description
過去の景観の残片は、さまざまな形で地図に姿を留めている。地名や地形、道路、寺社などの位置関係と実地の検分から、そこに生きた人々の「地表経営」とその意図を解明する“歴史地理学”の楽しみ。聖武天皇の都・恭仁京の全貌、信長の域地選定基準、江戸建設と富士山の関係など、通常の歴史学ではアプローチできない日本史の側面に新たな光をあてる。
Table of Contents
- 地図と地名に残された先人のシグナル
- 1 古代・中世編(聖武天皇の都作り;平安京計画と四神の配置;古代地方行政の中心地、国府—その平面構成はどこまで分かってきたか;古代の大道は直線であった;条里—地を測り地を掌握するシステム;荘園の範囲を確定する手順—美濃国大井荘域が分かるまで)
- 2 近世編(織田信長の城地選定構想を読む;天下の大道と隠れ道の並走—古山陰道と唐櫃越を舞台にした二つの物語;豊臣秀吉の「首都」作り1—聚楽第プラン;豊臣秀吉の「首都」作り2—伏見城プラン;徳川家康の江戸選地理由)
- 3 地名編(「野」とは何か—その地形と歴史的意味;溜池分布の謎を解く;新しい地名解釈から見えるもの;耳納山・伊吹山・浅間山—その山名由来を考える;小字「心蓮寺」が発信した情報—姿を見せた山田寺;都市内道路名称の意味を解く)
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