快楽としての読書
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書誌事項
快楽としての読書
(ちくま文庫, [ま-12-2],
筑摩書房, 2012.4-
- 日本篇
- 海外篇
- タイトル読み
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カイラク トシテノ ドクショ
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内容説明・目次
- 巻冊次
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日本篇 ISBN 9784480429346
内容説明
丸谷書評は、読むに価する本の魅力を、普通の読者に向けてすっきりと語る。そして読者を本屋さんまで走らせる。読書共同体のための本の評判記にして書物の買物案内—そんな見本が123本。石川淳、大岡昇平から池澤夏樹、村上春樹まで、王朝和歌から谷川俊太郎まで、広辞苑、日本国語大辞典から絵本まで。ジャンルを超えた最高必読の本を推薦する文庫オリジナル第一弾。
目次
- 1 書評のある人生(書評と「週刊朝日」;扇谷正造と齋藤明が作つたもの;書評の条件)
- 2 書評122選(危険な日記—朝日重章/塚本学(編注)『摘録鸚鵡篭中記』;話術と散文—池内紀『諷刺の文学』;自然と人間の研究—池澤夏樹『母なる自然のおっぱい』;姉いもとは巫女—池澤夏樹『花を運ぶ妹』 ほか)
- 巻冊次
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海外篇 ISBN 9784480429384
内容説明
中身があって、面白くて、書き方が洒落ている。そして、その本をすぐに読みたくなる。それが丸谷書評の魅力だ。海外の傑作を熱烈に推薦した114篇。聖書とホメロスの新訳を味わい、中世フランスの村の記録に驚く。ナボコフ、クンデラ、エーコ、カズオ・イシグロ、そしてマルケス、バルガス=リョサの魅力を語り、チャンドラー、フォーサイスを楽しむ。書評傑作選第二弾。
目次
- 1 イギリスの書評に学ぶ(イギリス書評の藝と風格について;マンゾーニ『いいなづけ』の書評を書き直す;カズオ・イシグロ『日の名残り』の書評に書き足す)
- 2 書評114選(シャガールの油絵のやう—アファナーシエフ『ロシア民話集』;愛のかたち—アルベローニ『友情論』『エロティシズム』;アッラーの恵み—『アラビアン・ナイト』;人間として生きることの誠実さ—W.H.オーデン『オーデン わが読書』;色名帖—ポール・オースター『幽霊たち』『鍵のかかった部屋』 ほか)
「BOOKデータベース」 より