江戸川乱歩作品論 : 一人二役の世界

書誌事項

江戸川乱歩作品論 : 一人二役の世界

宮本和歌子著

(和泉選書, 172)

和泉書院, 2012.3

タイトル別名

江戸川乱歩作品論 : 1人2役の世界

タイトル読み

エドガワ ランポ サクヒンロン : ヒトリ フタヤク ノ セカイ

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注記

参考文献目録: p206-221

内容説明・目次

内容説明

推理小説としての謎解きからでは見えてこなかったであろう、乱歩作品に描かれた一人二役的関係を明らかにする。日本近代文学研究の対象として読み、解釈を施した乱歩文学研究の初めての成果。

目次

  • 第1章 『ぺてん師と空気男』論(『ぺてん師と空気男』に対する評価;The Compleat Practical Jokerと『ぺてん師と空気男』 ほか)
  • 第2章 「猟奇の果」論(「猟奇の果」について;宇野浩二「二人の青木愛三郎」と「猟奇の果」 ほか)
  • 第3章 「二人の探偵小説家」論(「二人の探偵小説家」について;名前の交換とアイデンティティーの融合 ほか)
  • 第4章 「闇に蠢く」論(「闇に蠢く」執筆の事情;野崎三郎と籾山ホテル主人、えびす神 ほか)
  • 第5章 「人でなしの恋」論(「人でなしの恋」のテーマ;門野の人物像と人形の描写 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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