クオリアの哲学と知識論証 : メアリーが知ったこと
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書誌事項
クオリアの哲学と知識論証 : メアリーが知ったこと
春秋社, 2012.3
- タイトル別名
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Philosophy of qualia and the knowledge argument : what Mary knew
- タイトル読み
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クオリア ノ テツガク ト チシキ ロンショウ : メアリー ガ シッタ コト
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注記
標題紙と背の欧文タイトル (誤植) : Philosophy of qualia and the knowledge augument : what Mary knew
博士論文 (2009年 京都大学大学院人間・環境学研究科提出) をもとにしたもの
参考文献: 巻末p1-10
内容説明・目次
内容説明
オーストラリアの哲学者フランク・ジャクソンが考案した「メアリーの部屋」の思考実験は、物理学的知識に属さない知識の存在を証明し、物理主義を否定するように見える。はたして物理主義は間違っているのか?錯綜した議論を整理し、哲学者たちの論理を明確にしたうえで、知識論証に隠されたトリックを暴き、物理主義を擁護、さらにメアリーが得たとされる新しい知識の正体を明らかにするスリリングな論考。
目次
- 第1部 知識論証の歴史(物理主義とクオリアをめぐる思考実験;プロとコントラ—論争の歴史)
- 第2部 知識論証への応答(メアリーの事例・随伴現象説・ゾンビ;主観的事実と物理主義;タイプB物理主義と現象概念戦略;デネット対ニダ‐リューメリン—タイプAの擁護;「どのようなことかの知」の能力分析;表象内容の理論—ジャクソンの表象主義に依拠して;結語—タイプA物理主義と説明ギャップ)
「BOOKデータベース」 より