円のゆくえを問いなおす : 実証的・歴史的にみた日本経済

書誌事項

円のゆくえを問いなおす : 実証的・歴史的にみた日本経済

片岡剛士著

(ちくま新書, 959)

筑摩書房, 2012.5

タイトル別名

円のゆくえを問いなおす : 実証的歴史的にみた日本経済

タイトル読み

エン ノ ユクエ オ トイナオス : ジッショウテキ・レキシテキ ニ ミタ ニホン ケイザイ

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注記

参考文献: p275-278

内容説明・目次

内容説明

欧州危機、ウォール街デモなど、世界玉済は不安定になっている。そうしたなか私たちに最も大きな影響を及ぼしているのが円高・円安という円相場の動きである。円高は「輸出関連企業への打撃がある」「輸入品や外貨建て資産を安く買える」など、目前のメリット/デメリットに目がいきがちだ。しかし、その大本にはデフレと経済成長率の低下という、日本経済の「失われた20年」の根幹をなす問題が横たわっている。本書は、円のゆくえを主軸に、日本経済の過去・現在・未来を、緻密な分析から大胆に総括する。

目次

  • 第1章 円の暴騰と日本経済(「時系列」でみた深刻な円高;「国際的な視点」でみた深刻な円高 ほか)
  • 第2章 円高の原因は何か(為替レートとは何か;為替レートの3つの指標 ほか)
  • 第3章 為替と経済政策を問いなおす—金本位制から固定相場制へ(経済政策における3つの手段;経済安定化政策と為替レートの関係 ほか)
  • 第4章 為替と経済政策を問いなおす—変動相場制以降(円高シンドローム;「強い円が望ましい」という呪縛 ほか)
  • 第5章 デフレと円高を止めるために何をすべきか(円高や円安は自然現象ではない;金融政策とは何か ほか)

「BOOKデータベース」 より

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