文学が教育にできること : 「読むこと」の秘鑰

書誌事項

文学が教育にできること : 「読むこと」の秘鑰

田中実, 須貝千里編 ; 須貝千里 [ほか執筆]

教育出版, 2012.3

タイトル別名

文学が教育にできること : 読むことの秘鑰

タイトル読み

ブンガク ガ キョウイク ニ デキル コト : ヨム コト ノ ヒヤク

大学図書館所蔵 件 / 129

この図書・雑誌をさがす

注記

その他の執筆者: 服部康喜, 馬場重行, 助川幸逸郎ほか

内容説明・目次

内容説明

ポスト・ポストモダンの時代に文学が教育にできることとは?「読むこと」の秘鑰が「夢の読者共同体」を創り出す。“第三項”と“語り”をめぐる探究へ。

目次

  • “第三項”と“語り”、ここから始まる。—「まえがき」として
  • 芥川龍之介『蜘蛛の糸』—“鈴木三重吉の呪い”を超えて‐童話『蜘蛛の糸』の誕生
  • あまんきみこ『おにたのぼうし』—『おにたのぼうし』の“語り”とプロット‐ポストモダンの入口と出口
  • 新美南吉『ごんぎつね』—『ごんぎつね』試論‐「物語」による共生
  • 今西祐行『一つの花』—「父」のいない楽土‐寓話として『一つの花』を読む
  • 宮澤賢治『注文の多い料理店』—鏡のような物語/「紙くづのやうになった」顔の語り手‐宮澤賢治『注文の多い料理店』論
  • 宮澤賢治『オツベルと象』—『オツベルと象』‐その語りを読む
  • ヘルマン・ヘッセ『少年の日の思い出』—『少年の日の思い出』、その“語り”から深層の構造へ‐「光」と「闇」の交錯を通して見えてくる世界
  • 太宰治『走れメロス』—『走れメロス』
  • 魯迅『故郷』—『故郷』(魯迅)における二重映しの“月”の風景と“無”の思想〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB09164700
  • ISBN
    • 9784316803258
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    350p
  • 大きさ
    21cm
  • 分類
  • 件名
ページトップへ