精神分析の名著 : フロイトから土居健郎まで
著者
書誌事項
精神分析の名著 : フロイトから土居健郎まで
(中公新書, 2166)
中央公論新社, 2012.5
- タイトル読み
-
セイシン ブンセキ ノ メイチョ : フロイト カラ ドイ タケオ マデ
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注記
文献あり
収録内容
- 序説 / 立木康介 [執筆]
- ジークムント・フロイト『夢解釈』 / 十川幸司 [執筆]
- ジークムント・フロイト『快原理の彼岸』 / 渡辺哲夫 [執筆]
- ジークムント・フロイト『文化の中の居心地悪さ』 / 立木康介 [執筆]
- メラニー・クライン『児童の精神分析』 / 平井正三 [執筆]
- メラニー・クライン『羨望と感謝』 / 小川豊昭 [執筆]
- アンナ・フロイト『自我と防衛機制』 / 皆川邦直 [執筆]
- ウィルフレッド・ビオン『再考』 / 松木邦裕 [執筆]
- ウィルフレッド・ビオン『セヴン・サーヴァンツ』 / 福本修 [執筆]
- マイケル・バリント『基底欠損』 / 奥寺崇 [執筆]
- ドナルド・ウィニコット『遊ぶことと現実』 / 牛島定信 [執筆]
- ドナルド・メルツァー他『自閉症世界の探求』 / 平井正三 [執筆]
- ハインツ・ハルトマン『自我心理学と適応の問題』 / 妙木浩之 [執筆]
- エリック・エリクソン『幼児期と社会』 / 鑪幹八郎 [執筆]
- マーガレット・S・マーラー、フレッド・パイン、アニー・バーグマン『乳幼児の心理的誕生』 / 渡辺久子 [執筆]
- オットー・カーンバーグ『境界諸状態と病的自己愛』 / 岩崎徹也 [執筆]
- ハインツ・コフート『自己の修復』 / 舘哲朗 [執筆]
- ジャック・ラカン『エクリ』 / 向井雅明 [執筆]
- ジャック・ラカン『サントーム』 / 小林芳樹 [執筆]
- ジャン・ラプランシュ『精神分析における生と死』 / 福田大輔 [執筆]
- フランソワーズ・ドルト『症例ドミニク』 / 春木奈美子 [執筆]
- 土居健郎『甘えの構造』 / 藤山直樹 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
フロイト『夢解釈』(一九〇〇年)の刊行から一世紀あまり。この間、精神分析は何を問い、いかに思考してきたのか。フロイトをはじめ、クライン、ビオン、ハルトマン、コフート、ラカンなど代表的な精神分析家一六名による二一編の名著によって、精神分析の誕生と発展、理論と技法の創造・再創造の軌跡をたどる。国際精神分析協会派とラカン派の双方から我が国で活躍する分析家・臨床家が結集して生み出した画期的な一冊。
目次
- 1 起源(S.フロイト『夢解釈』;S.フロイト『快原理の彼岸』;S.フロイト『文化の中の居心地悪さ』)
- 2 イギリス篇(M.クライン『児童の精神分析』;M.クライン『羨望と感謝』;A.フロイト『自我と防衛機制』 ほか)
- 3 アメリカ篇(H.ハルトマン『自我心理学と適応の問題』;E.エリクソン『幼児期と社会』;M.マーラー、F.パイン、A.バーグマン『乳幼児の心理的誕生』 ほか)
- 4 フランス篇(J.ラカン『エクリ』;J.ラカン『サントーム』;J.ラプランシュ『精神分析における生と死』 ほか)
- 5 日本篇(土居健郎『「甘え」の構造』)
「BOOKデータベース」 より