後鳥羽上皇 : 新古今集はなにを語るか
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後鳥羽上皇 : 新古今集はなにを語るか
(角川選書, 506)
角川学芸出版 , 角川グループパブリッシング (発売), 2012.5
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ゴトバ ジョウコウ : シンコキンシュウ ワ ナニ オ カタルカ
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Prefectural University of Hiroshima Library and Academic Information Center
288.41||G62110045051
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参考文献: p364-366
Description and Table of Contents
Description
神器なき帝、後鳥羽上皇はなぜ若くして短期間に『新古今集』を編むことができたのか。そこには王権を高揚させる強力な文化統治の手段として和歌・勅撰集を位置づけ、幕府を凌駕し、「武」を圧倒しようとした上皇の強い意志があった。この『新古今集』成立にいたる道筋を、歌会・歌合の記録や撰集の過程から詳細に跡づけ、朝幕関係を含んだ複雑な史実とともに丹念に描き出し、武家政権下の王と「和歌の力」を浮き彫りにする。
Table of Contents
- 1 激動の時代を経て(神器なしの王位;自立への道;政治の劇変)
- 2 王と和歌文化(後鳥羽院政;百首歌を詠む;和歌を詠む喜び;勅撰集を見据えて)
- 3 勅撰和歌集の構想(文化統合;撰集の開始;目標を定める;壁にあたる)
- 4 新古今和歌集の成立(撰集の山場;新古今和歌集の成立へ;新古今和歌集の奏覧)
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