後鳥羽上皇 : 新古今集はなにを語るか

書誌事項

後鳥羽上皇 : 新古今集はなにを語るか

五味文彦著

(角川選書, 506)

角川学芸出版 , 角川グループパブリッシング (発売), 2012.5

タイトル読み

ゴトバ ジョウコウ : シンコキンシュウ ワ ナニ オ カタルカ

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注記

参考文献: p364-366

内容説明・目次

内容説明

神器なき帝、後鳥羽上皇はなぜ若くして短期間に『新古今集』を編むことができたのか。そこには王権を高揚させる強力な文化統治の手段として和歌・勅撰集を位置づけ、幕府を凌駕し、「武」を圧倒しようとした上皇の強い意志があった。この『新古今集』成立にいたる道筋を、歌会・歌合の記録や撰集の過程から詳細に跡づけ、朝幕関係を含んだ複雑な史実とともに丹念に描き出し、武家政権下の王と「和歌の力」を浮き彫りにする。

目次

  • 1 激動の時代を経て(神器なしの王位;自立への道;政治の劇変)
  • 2 王と和歌文化(後鳥羽院政;百首歌を詠む;和歌を詠む喜び;勅撰集を見据えて)
  • 3 勅撰和歌集の構想(文化統合;撰集の開始;目標を定める;壁にあたる)
  • 4 新古今和歌集の成立(撰集の山場;新古今和歌集の成立へ;新古今和歌集の奏覧)

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB09244898
  • ISBN
    • 9784047035065
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京,東京
  • ページ数/冊数
    366p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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