ニーチェ覚書
著者
書誌事項
ニーチェ覚書
(ちくま学芸文庫, [ハ12-10])
筑摩書房, 2012.6
- タイトル別名
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Mémorandum
- タイトル読み
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ニーチェ オボエガキ
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注記
主要邦文参考文献: p219-222
内容説明・目次
内容説明
心の救いを天上に求めてカトリックに帰依した若きバタイユ。その信仰から離れる迷いのさなかの彼を、『善悪の彼岸』の哲学者は「血で綴った」箴言で揺さぶった。もっと広大で深い迷いの世界をゆけ、と。バタイユはニーチェとともに迷路のごとき世界を体験し、その「善悪の彼岸」の音信を日常の世界「此岸」に発信するようになる。「ニーチェの思想に帰結を与える」彼の数々の試みのはてに本書は生まれた。ニーチェとナチスを切断し、道徳的断罪を乗り越え、「なおかつ笑い得る」ことを求めて編まれたこの箴言集では、二人の思想が共鳴し、今なお新鮮な多くの問題を投げかける。詳細な訳者解説を付す。
目次
- 1 本質的特徴
- 2 道徳(神の死と滅びゆく瞬間の価値)
- 3 政治
- 4 神秘的状態
「BOOKデータベース」 より