源氏と平家の誕生
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源氏と平家の誕生
(祥伝社新書, 278)
祥伝社, 2012.6
- タイトル読み
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ゲンジ ト ヘイケ ノ タンジョウ
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注記
参考文献: p249-250
内容説明・目次
内容説明
なぜ、源・平の二氏が現われ、天皇と貴族の世を覆したのか?古代史を得意としてきた著者が着目したのは、天皇だった。天皇という制度はいかにして生み出されたか。そして、この制度が結果として武家社会の誕生の糸口となったのは、なぜなのか。その中から、とくに源氏と平家の二門が現われてきたのは、なぜなのか。蘇我氏、持統天皇、長屋王、光明皇后、東北の名もなき俘囚…古代史の立役者たちが、500年もの年月を越え、武士の時代と結びついてくる。
目次
- 第1章 武士が主導権を握った瞬間(源氏と平氏は、天皇の末裔;鳥羽法皇の予言;いがみあう天皇家;露骨な天皇外しへ ほか)
- 第2章 関東で力を蓄える武士たち(関東の覇者は、平氏だった;古代から続く臣籍降下;藤原氏は、何を恐れたか;武士の始まり;なぜ俘囚たちを束ねられたのか ほか)
- 第3章 天皇家と藤原氏の権力闘争(親が討たれても、子が討たれても戦う坂東武士;荘園の正体;中央に寄進すればするほど、在地領主も潤った;「摂関家」の誕生;藤原良房の特別待遇 ほか)
- 第4章 つくられた権威—天皇の謎(「藤原の血」;藤原氏の本性;『竹取物語』に隠された「天皇の藤原嫌い」;天皇は、真の権力者だったのか ほか)
「BOOKデータベース」 より