映画時評
著者
書誌事項
映画時評
講談社, 2012.5-
- 2009-2011
- 2012-2014
- タイトル別名
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映画時評2009-2011
映画時評2012-2014
- タイトル読み
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エイガ ジヒョウ
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内容説明・目次
- 巻冊次
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2009-2011 ISBN 9784062174947
内容説明
3年間に見続けた、映画という名の奇蹟の数々。
目次
- 1 映画時評2009‐2011(ゆるやかなロシア的「寛容」について—アレクサンドル・ソクーロフ監督『チェチェンへ アレクサンドラの旅』;「見てしまったことの牢獄」からいかにして解放されるか—エリック・ロメール監督『我が至上の愛〜アストレとセラドン〜』;赤い唇と赤い市街電車に不意討ちされて—クリント・イーストウッド監督『チェンジリング』;この「大胆さ」と「小心さ」のほどよい均衡を侮蔑の対象としてはなるまい—バズ・ラーマン監督『オーストラリア』;三度目に流れる音楽を受けとめながら、ようやくにして真の主題に思いあたる—クリント・イーストウツド監督『グラン・トリノ』 ほか)
- 2 「映画時評」の余白に(映画に「歴史」は存在しない—批評家の心もとないつぶやき;合衆国に向けるべき視線を思いがけぬやり方で鍛えてくれる—黒沢清『トウキョウソナタ』論;三つ目の視線 あるいは未熟な桃を手渡す身振りに露呈される歴史性をめぐって—馮艶監督『長江にいきる 秉愛の物語』;フランシス・F.コッポラの現在—『コッポラの胡蝶の夢』の公開に向けて;感動を遙かに超えた豊かな沈黙のうちに—クリント・イーストウッド監督『グラン・トリノ』 ほか)
- 3 「映画時評」を超えて(「混沌」から「透明」へ—青山真治『東京公園』をめぐっての対談)
- 巻冊次
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2012-2014 ISBN 9784062196291
内容説明
「映画を見ることが贅沢な体験であることを、二十一世紀の人類はなお記憶しているだろうか?」映画批評の巨星は3年間の映画シーンをどう見たか。三浦哲哉氏、阿部和重氏、青山真治氏、伊藤洋司氏との対談も収録。
目次
- 1 映画時評2012‐2014(撮ることの好きな映画作家だけに可能な卓越した編集の呼吸を、満喫しようではないか—王兵監督『無言歌』;「事件」の真相への意志は、このフィクションに不幸な色調しかもたらすことがない—モンテ・ヘルマン監督『果てなき路』;「アメリカ映画」以後の時代が、いよいよ始まろうとしているのだろうか—クリント・イーストウッド監督『J・エドガー』 ほか)
- 2 「映画時評」の余白に(エレニの真の帰郷は、アンゲロプロスの不慮の死によって語られずに終わってしまった;賈樟柯監督インタヴュー 新作『罪の手ざわり』の公開にあたって;とんでもないゴダール ほか)
- 3 「映画時評」を超えて(テキサスの謎—ウェス・アンダーソンのサスペンス性をめぐって—三浦哲哉氏との対談;社会撹乱者としてのゴダール『さらば、愛の言葉よ 3D』をめぐって—阿部和重氏との対談;映画三狂人、アメリカ映画を大いに語る—青山真治監督、阿部和重氏との鼎談 ほか)
「BOOKデータベース」 より