なぜ生命は捧げられるか : 日本の動物供犠
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なぜ生命は捧げられるか : 日本の動物供犠
御茶の水書房, 2012.6
- タイトル読み
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ナゼ セイメイ ワ ササゲラレルカ : ニホン ノ ドウブツ クギ
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注記
参考文献・典拠文献: p299-319
内容説明・目次
内容説明
生活の安定を目指して、人々は自然界を支配する神に祈りを捧げ、それを形にしようとさまざまな祭祀を創出してきた。豊穣祭祀や除厄祭祀などである。そうした祭祀には、神への感謝の意が、モノとして明確に示されねばならなかった。人々は神への供物を用意し、代わりにその恩恵に預かろうとしたのである。
目次
- 本編 日本における動物供犠の位置(動物供犠の系譜—野獣と家畜;中国大陸の動物供犠—黄河文明と長江文明;朝鮮半島の動物供犠—大陸と列島の架け橋;日本列島の動物供犠—血とオビシャ・卜骨;生贄・胙・祝—動物供犠の用語的検討;狩猟・農耕と供犠—縄文的祭祀から弥生的供犠へ;農耕と家畜の供犠—大陸・半島的供犠の移入;総括と展望—人身御供・人柱と首狩り)
- 付編 日本古代の動物供犠と殺生の否定(古代における動物供犠と殺生禁断;古代における殺生罪業観と狩猟・漁撈)
「BOOKデータベース」 より