デフォーとイングランド啓蒙

書誌事項

デフォーとイングランド啓蒙

林直樹著

(プリミエ・コレクション, 19)

京都大学学術出版会, 2012.6

タイトル別名

初期デフォーの社会経済思想

タイトル読み

デフォー ト イングランド ケイモウ

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注記

学位申請論文「初期デフォーの社会経済思想」(京都大学, 2011年提出) をもとにしたもの

参考文献: p275-286

関連年表: p288-296

内容説明・目次

内容説明

『ロビンソン・クルーソー』の著者として旺盛な文筆をふるい、日本の経済史家・思想史家にも影響を与えたダニエル・デフォー。彼の生きた初期近代を背景に、事実認識に傾注した綿密な思想史学。

目次

  • 第1章 デフォー研究と初期近代ブリテン社会思想(デフォー評価の変遷;大塚久雄のデフォー研究;消費社会のヴィジョン;デフォーの商業論;歴史内在的方法)
  • 第2章 デフォーと非国教徒学院(非国教徒学院の誕生;デフォーとモートン;デフォー『企業論』における商業と女性)
  • 第3章 デフォーの社会思想(1698年‐1701年)(財政金融革命;常備軍論争;ケント州請願)
  • 第4章 デフォーの社会思想(1702年‐04年)(筆禍事件;商業の原理)
  • 第5章 デフォーと合邦のレトリック(『合邦史』の成立;『合邦史』の諸論説;ダリエン計画をめぐって;グレンコー事件と王位継承問題;ウスター号事件が語るもの;外国人法の撤廃と「見えざる手」)

「BOOKデータベース」 より

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