古典との対話
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古典との対話
(ちくま学芸文庫, [ク22-1])
筑摩書房, 2012.7
- タイトル読み
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コテン トノ タイワ
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注記
1990年12月5日、「ちくまプリマーブックス47」として刊行されたものを底本とした
巻号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
『論語』『聖書』『パンセ』『君主論』『徒然草』…碩学が自分流に楽しみながらつきあってきた古典23冊をめぐる、深く静かな、珠玉のエッセイ、読書論。
目次
- 1 人間とは何か(考える葦—パスカルの『パンセ』;故に我あり—デカルトの『方法序説』;知りたがる心—プルタルコスの『モラリア』;偽りのない書物—モンテーニュの『随想録』;食欲と美味と快楽—ブリア・サヴァランの『味覚の生理学』;心の貧しき者—マタイによる福音書;太陽と死—ラ・ロシュフコーの『省察と箴言』;運命の女神—マキアヴェリの『君主論』)
- 2 自分とのたたかい(隠れて生きること—エピクロスの一断片;孤独と法悦—アミエルの『日記』;遁世者の心—鴨長明の『方丈記』;空言多き世—兼好法師の『徒然草』;憂愁の天才—ショーペンハウアーの『意志と表象としての世界』)
- 3 生きる道を求めて(処世の要諦—千字文;仁者は山を楽しむ—論語;心に在るもの—詩経;内直而外曲—荘子)
- 4 古典と共に(宇宙国家の同砲—マルクス・アウレリウスの『自省録』;虫の黙示録—ファーブルの『昆虫記』;故事と共に—ルソーの『エミール』;怠惰な多忙—セネカの『道徳論集』;理想郷—トマス・モアの『ユートピア』)
「BOOKデータベース」 より