新しい左翼入門 : 相克の運動史は超えられるか

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新しい左翼入門 : 相克の運動史は超えられるか

松尾匡著

(講談社現代新書, 2167)

講談社, 2012.7

タイトル読み

アタラシイ サヨク ニュウモン : ソウコク ノ ウンドウシ ワ コエラレルカ

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内容説明・目次

内容説明

なぜ理想は対立するのか。荒畑寒村、山川均、大杉栄、丸山眞男等思想史を代表する知識人が、マルクス、レーニン等の影響下、どのように社会活動を議論したのか—。社会を変革しようとした男たちを全く斬新なアプローチでヴィヴィッドに描く痛快社会学。

目次

  • 第1部 「二つの道」の相克史戦前編(キリスト教社会主義対アナルコ・サンジカリズム—明治期;アナ・ボル抗争—大正期;日本共産党結成と福本・山川論争—大正から昭和へ;日本資本主義論争—昭和軍国主義時代;戦前における「下から」の事業的変革路線)
  • 第2部 「二つの道」の相克史戦後編(共産党対社会党左派・総評;ソ連・北朝鮮体制評価の行き違い軌跡;戦後近代主義対文化相対主義—丸山眞男と竹内好)
  • 第3部 「二つの道」の相克を乗り越える(市民の自主的事業の拡大という社会変革路線;「個人」はどのように作られ、世の中を変えるのか)

「BOOKデータベース」 より

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