残留日本兵 : アジアに生きた一万人の戦後
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残留日本兵 : アジアに生きた一万人の戦後
(中公新書, 2175)
中央公論新社, 2012.7
- タイトル読み
-
ザンリュウ ニホンヘイ : アジア ニ イキタ イチマンニン ノ センゴ
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注記
主要参考文献: p243-252
内容説明・目次
内容説明
「恥ずかしながら帰って参りました」—。残留日本兵といえばすぐに思い浮かぶのが、横井庄一や小野田寛郎、そして、“水島上等兵”。彼らの苦難の歳月は、自伝をはじめ多くの書籍や映像で描かれてきた。だがいずれも悲劇の英雄として語られ、時々で話題を集めたにすぎない。本書は、アジア各地で綴られた全記録を辿り直すことで、「大日本帝国崩壊後」の残留日本兵たちの真の姿を明らかにする、初の試みである。
目次
- 序章 「恥ずかしながら」と言わせた戦後日本
- 第1章 残留日本兵の発生
- 第2章 さまざまな状況下での決断
- 第3章 大国との闘争—ベトナム・ラオス・カンボジア
- 第4章 「解放の英雄」の光と影—インドネシア
- 第5章 現地に適応する術—タイとビルマ
- 第6章 国共両軍に分裂して戦う—中国の動乱の最中で
- 第7章 帰国を望まない人—その他の地域
- 終章 一万人の戦後史
「BOOKデータベース」 より