地域を豊かにする働き方 : 被災地復興から見えてきたこと

書誌事項

地域を豊かにする働き方 : 被災地復興から見えてきたこと

関満博著

(ちくまプリマー新書, 185)

筑摩書房, 2012.8

タイトル読み

チイキ オ ユタカ ニ スル ハタラキカタ : ヒサイチ フッコウ カラ ミエテ キタ コト

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内容説明・目次

内容説明

震災により、私たちは「地域」をベースに暮らしていることが痛感された。しかし地域社会は、20世紀型の経済発展モデルに疲弊しきっている。本書は、国内外8000工場を踏査した「現場学者」が被災地を訪ね歩き、地域、そして自分自身が豊かになる働き方を考えた渾身のレポートである。

目次

  • 第1章 震災で鮮明化した「地域」の大切さ—成熟社会の私たちのあり方
  • 第2章 岩手県大槌町/津波災害と地域産業—すべてを波にさらわれた町で(大槌町の被災と復旧の状況;すべてを波にさらわれた跡地で;被災を免れたモノづくり中小企業;小さな港町の地域産業のあり方)
  • 第3章 福島県浪江町/原発災害と地域産業—避難する中小事業者の取り組み(浪江町の被災と避難状況;故郷を離れて;避難した人びとを支えるサービス業、小売業;全てを失い、避難地で再開する製造業;中小企業は地域の「力ある市民」)
  • 第4章 茨城県日立地区/地震災害と地域産業—近くの異業種、遠くの同業種の交流(日立周辺の被災と復旧の状況;ひたち立志塾とネットワーク;驚異的なスピードで回復した製造業;「近くの異業種、遠くの同業種」)
  • 第5章 地域産業と私たちのこれから

「BOOKデータベース」 より

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